DX Microsoft

PowerApps勤怠アプリを使ってみた

2024年1月22日

はじめに

近年、多くの企業が業務効率向上を目指して、MicrosoftのPowerAppsを活用しています。PowerAppsは、様々な社内システムを柔軟かつ効果的に構築できるツールとして注目を集めています。当社もMicrosoft365を導入している企業として、PowerAppsの導入を強くおすすめしています。

その理由はいくつかありますが、まず挙げられるのはその自由度の高さと、コストの低さです。これにより、多くの企業が社内の様々なシステムをPowerAppsに集約し始めています。当社もその一翼を担い、昨年から社内のシステムをPowerAppsに一元化するプロジェクトを進めています。

特に、注目すべきは一番初めに作成した勤怠アプリです。このアプリは、社内の業務効率向上に大いに寄与しており、その使い心地や魅力についてご紹介します。

PowerAppsの自由度とコストメリット

PowerAppsの魅力はその自由度の高さと、コストの低さにあります。これにより、多くの企業が社内のシステムをPowerAppsに集約し始めており、当社もその一翼を担い、昨年から社内のシステムをPowerAppsに一元化するプロジェクトを進めています。

スタートアップ企業の視点から見た勤怠アプリ導入の背景

2023年にスタートしたばかりの弊社は、アプリのライセンスコストに敏感でした。メンバーの少なさや将来的なコストへの懸念から、PowerAppsのライセンスがMicrosoft365に含まれていることに注目しました。そのため、専門家メンバーの協力を得て、勤怠アプリを自社で作成することを決断しました。

勤怠アプリの魅力と使い心地

  • 魅力① Teamsで完結

Teamsを活用し、アプリを埋め込むことで、勤怠がTeams内で完結する環境を構築しました。毎日触れるアプリがTeams内に統合され、スムーズな業務遂行が可能です。小さなことですが毎日触るアプリだからこそすぐに起動できるようになっているのはとても便利に感じます。

Teams画面
  • 魅力② 画面変遷の少なさ

ホーム画面から経費申請ページに直接アクセスでき、退勤時に気軽に経費を申請できるため、月末の作業回数が減少しました。

勤怠アプリホーム画面
  • 魅力③ 自社にマッチした機能

自社の特性に合わせて、中抜け機能など独自の機能を追加。これにより、通常のサブスクリプションサービスでは得られない機能を実現しました。

中抜け申請画面

PowerAppsの利用に必要なライセンス

PowerAppsを利用するためにはMicrosoftライセンスが必要です。すでにMicrosoft365を利用中であれば基本的な機能は無料で利用可能です。アプリごとのプランやユーザーごとのプランも用意されています。

詳細が気になる際にはお気兼ねなくご連絡くださいませ。

まとめ

現在は社労士さんに提出する勤怠表として活用していますが、まだ進化の余地があります。ユーザーの意見を取り入れてアップデートを続け、コストをかけずに自社にマッチした機能を実装できたことがPowerAppsで勤怠システムを作ってよかったと感じています。

もし、Microsoft365を利用中であり、業務アプリを検討している方がいれば、PowerAppsは検討の価値ありです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

駒井 源之丞(gennojo komai)

お客様の成功を支援するセールスマネージャーとして日々猛進中です! 前職でのMicrosoft 365とPowerPlatformのコンサル経験を活かし、業務効率化でお客様のビジネス変革をサポートしています。 AI、デジタルツインなどの先進技術と革新的なソリューションで最適なサービスをご提案いたします。

-DX, Microsoft
-